英単語の覚え方|語源・イメージ・例文のどれを使うべきか
2026年7月30日「英単語の覚え方」を調べると、語源、イメージ、例文、音、書いて覚える――といくつも出てきます。どれも間違いではありませんが、どの単語にも同じ方法が効くわけではありません。
大事なのは、覚えようとしている単語がどのタイプかを見て、方法を選ぶことです。
語源が効く単語
接頭辞・接尾辞・語根に分解できる単語です。TOEIC600点以降に出てくる長めの語はこのタイプが多くなります。
- deteriorate(悪化する)← de-(下に)+ terior(より劣った)
- depreciation(減価)← de-(下に)+ preci(価値)+ -ation(名詞化)
- commensurate(見合った)← com-(共に)+ mensur(測る)
語源が分かると、初見の単語でも意味を推測できるようになります。1語覚える労力で複数語に効くのが利点です。
ただし短い基本語(get, take, run)には向きません。分解しても何も出てきません。
イメージが効く単語
逆に、基本語や前置詞はイメージで捉えるほうが早いです。on を「〜の上に」と訳で覚えると、on Monday や on the phone が説明できません。「接触している」という感覚で捉えると全部つながります。
多義語も同じです。run を「走る/経営する/流れる/立候補する」と別々に覚えるのは非効率で、「連続して動いている」という中心のイメージから派生させると整理できます。
例文が効く単語
意味は分かるのに使えない単語には、例文が必要です。とくに一緒に使う語(コロケーション)が決まっている単語はこれしかありません。
make a decision は do a decision と言いません。この種の知識は、単語単体を覚えても身につきません。語のかたまりごと記憶する必要があります。
使い分けの基準
| 単語のタイプ | 使う方法 |
|---|---|
| 長い・見慣れない・専門的 | 語源で分解する |
| 短い基本語・前置詞・多義語 | 中心のイメージを1つ持つ |
| 意味は分かるが使えない | 例文・かたまりで覚える |
| 何度やっても間違える | 文脈の中で出会い直す |
共通して効くこと
どの方法を選んでも、思い出す作業を入れることは共通して必要です。語源を理解しただけ、イメージを納得しただけでは記憶に残りません。「日本語を見て英語を言う」を何も見ずにやる工程を必ず挟みます。
そして間違えた単語は、間隔を空けて何度も戻ってくるようにします。理解した瞬間に覚えたと錯覚するのが、単語学習で最も多い失敗です。
まとめ
- 覚え方は単語のタイプで選ぶ。万能の方法はない
- 長い語は語源、基本語はイメージ、使えない語は例文
- どの方法でも思い出す工程を省くと定着しない
- 間違えた語は間隔を空けて何度も戻す
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