TOEIC 400点から600点への独学ロードマップ|何を捨てて何をやるか
2026年7月30日TOEIC400点台から600点台は、伸ばしやすい区間です。基礎の穴を埋めるだけで上がるためです。
逆に、この段階で全分野を均等にやると効率が落ちます。何をやらないかを決めるのが先です。
この区間で起きていること
400点台の状態は、多くの場合こうなっています。
- 知っている単語が足りず、文の意味が推測すらできない
- 文法の基本(時制・態・関係詞)があいまいで、選択肢を絞れない
- リスニングはほぼ何も聞き取れず、勘で答えている
- リーディングは時間内に最後まで到達しない
この状態で細かいテクニックを学んでも効きません。土台が無いところに戦術を足しても点になりません。
やること:語彙と文法の基礎に集中
1. 語彙(最優先)
この区間で最も効くのが語彙です。理由は全パートに効くからです。語彙が増えると、リスニングでもリーディングでも「聞こえた/読めた」箇所が増えます。
やり方の要点は3つです。
- 音も一緒に覚える — 目だけで覚えた語はリスニングで気づけません
- 間違えた語に絞って繰り返す — 全部を均等に回すのは非効率
- 間隔を空けて復習する — 毎日全部見るより、忘れかけた頃に戻す
2. 文法(Part 5に直結)
網羅的に文法書をやる必要はありません。TOEICで繰り返し出る項目に絞ります。
- 品詞の識別(空所に名詞か形容詞か)
- 時制と態
- 前置詞と接続詞の使い分け
- 関係詞
これだけでPart 5の相当部分がカバーできます。仮定法や倒置は後回しで問題ありません。
捨てる判断
| やる | 後回しにする |
|---|---|
| 語彙(音つき) | Part 7の長文3セット問題 |
| Part 5の頻出文法 | 速読テクニック |
| Part 2の短い応答 | Part 3/4の長い会話の細部 |
| Part 6の基本 | 仮定法・倒置などの難文法 |
リーディングが時間内に終わらないのは、この段階では正常です。 速読を鍛えるより、語彙と文法を固めるほうが先に点が動きます。最後まで解き終わることを目標にしないでください。
リスニングの入口
「何も聞き取れない」状態からは、Part 2(短い応答)から入ります。1問が短く、聞き取るべき情報が少ないためです。
そして聞き取れない原因の多くは語彙ではなく音の変化です。知っている単語でも、つながったり消えたりすると気づけません。ここはシャドーイングで改善します。
進め方の目安
- 語彙を毎日(10〜20語の新規+復習)
- 週に2〜3回、Part 5形式の問題で文法を確認
- 週に2〜3回、短い音声でシャドーイング
- 1〜2か月に1回、公式問題集で通しで測る
4番を飛ばさないことです。測らないと、どこが伸びてどこが止まっているか分かりません。
まとめ
- 400→600は基礎の穴を埋めるだけで上がる区間
- 最優先は語彙。全パートに効く。必ず音つきで覚える
- 文法は品詞・時制・前置詞と接続詞・関係詞に絞る
- 速読とPart 7の長文は後回し。時間内に終わらなくて正常
- リスニングはPart 2から。聞き取れない原因は音の変化
苦手な単語から、話せる英語へ
WordStory Speakは、クイズで間違えた苦手単語をAIが1つの物語にまとめ、その単語を使いたくなる質問でスピーキング練習まで導く英語学習アプリです。言えなかった表現はフレーズ帳に貯まり、忘れかけた頃に復習として戻ってきます。単語クイズと復習は無料で無制限です。
アプリの詳細を見る